
算命学が大切にする「過去を知る意味」
「物事には、必ず原因と結果がある。」
とても当たり前のようで、
実は忘れられがちな考え方です。
占いに対しても、
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過去のことはもう終わったこと
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未来だけを知りたい
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これからどうなるかが重要
そう考える方は少なくありません。
私自身も、算命学を学ぶ前は、
どちらかといえば同じような考えを持っていました。
過去を見ないようにする理由
過去の出来事、特に辛かったことやうまくいかなかった経験は、
できれば思い出したくないものです。
考えすぎることで気持ちが沈んだり、
前に進めなくなってしまうこともあります。
その意味では、
「過去を振り返らない」という選択が
間違いだとは言えません。
算命学が過去を大切にする理由
算命学では、生年月日から宿命を算出し、
運勢の流れを読み解いていきます。
その際、
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どのような環境で育ってきたのか
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どんな選択をしてきたのか
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どんな行動を重ねてきたのか
といった、過去から現在までの流れを知ることで、
宿命の特徴や、つまずきやすい癖がより明確になります。
なぜ同じような出来事が繰り返されるのか。
なぜこの時期に同じ悩みが出てくるのか。
原因が見えてくると、
未来の流れも自然と整理されていきます。
同じ生年月日でも、人生が違う理由
算命学では、
たとえ同じ生年月日に生まれたとしても、
まったく同じ人生を歩むとは考えません。
なぜなら、
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育った環境
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出会った人
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その都度の選択
によって、運命の展開は大きく変わっていくからです。
宿命は共通していても、
結果として現れる人生は人それぞれ異なるのです。
病気の治療と同じ考え方
体調を崩したとき、
医師はまず原因を調べ、
それに応じた治療を行います。
算命学で運勢を観ることも、
それとよく似ています。
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何が原因だったのか
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どこで無理が生じたのか
を整理することで、
これから先の流れや、
整え方が見えてくるのです。
鑑定の中で過去の話を伺うのは、
責めるためでも、引きずるためでもありません。
未来を見やすくするための、大切な工程です。
運勢は「積み重ね」でできている
算命学では、
過去から現在までの生き方が、
これからの運勢にも影響すると考えます。
少し複雑に感じるかもしれませんが、
逆に言えば、
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今の在り方
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今の選択
が、これからの流れを変えていく力を持っている
ということでもあります。
過去を受け入れ、今を生きる
変えられない過去や宿命を受け入れ、
他人と比べることなく、
自分らしい選択を重ねていく。
そうした意識を持つことで、
運勢は少しずつ整い、
その人なりの幸せへとつながっていきます。
人生の道を切り開くために
算命学は、
過去を悔やむための学問ではありません。
原因を知り、
結果を整理し、
よりよい選択をしていくための学問です。
東洋の叡智である算命学を、
人生の指針として、
ぜひ有効に活用していただければ幸いです。
宿命コンサルタント
花吉 カレン